子供の偏食や好き嫌いは身長の伸びに影響する

乳幼児期は、親が子供の栄養状態に配慮することになりますが、偏食の子供で好き嫌いが多い場合、親御さんや保護者の方は、なんとか好き嫌いをなくしてたくさん食べさせようと努力されているでしょう。

子供には楽しく食事を食べさせる

ただ、栄養バランスを優先するあまり、子供の嫌がるものまで無理に食べさせようとすると、逆効果になってしまうことが少なくありません。

 

たとえば、ハンバーグは好きで良く食べるけれど、魚が嫌いという場合に、無理に魚も食べさせようとしてしまうと、子供は食事や食べること自体が嫌になってしまいそれが食欲不振に繋がるという悪循環に陥ることが多いのです。

 

子供の成長や健康を願っての行動が結果的に、子供の食欲を奪って食卓につくことをストレスに感じるように仕向けてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに栄養のバランスは大切です。できれば身体に良いものを食べさせたいという親心も理解できます。
でも親が神経質に食材を選別しても、子供がそれを食べてくれなくては意味がありません。
食欲不振が原因で背が伸びないという現状がある以上、食べ物の量やバランスを問うより、必要な量を食べさせることが先決です。

 

ただし、ちゃんとした食事を食べさせないでスナック菓子やお菓子で代用するのはいけません。
背を伸ばすためには、骨の原料になるタンパク質が不可欠ですが、スナック菓子にはタンパク質はほとんど含まれておらず、炭水化物や脂肪の摂取量が多いと横に大きくなるばかりで、身長は伸びません。
スナック菓子が良くない理由はそのためです。

 

あまり食べない食の細い子供の身長を少しでも高くするという目的のためには、「魚を食べなさい」「人参を食べなさい」といった細かい点にこだわるのではなく、タンパク質・炭水化物・資質といった栄養素のレベルで考えていきます。
背を伸ばすのにはタンパク質が重要ですから、タンパク質が不足しないようにピンポイントで取らせることを優先しましょう。

楽しい食事

そのためには、嫌いなものを無理やり食べさせようとするより、本人の好きなものでメニューを組み立て、食べることが苦にならない環境を作ることを考えてあげてください。
たとえば、ハンバーグの好きな子供には毎日ハンバーグを出す、というくらい極端でも、食べないよりははるかに良いのです。
そうして、子供が食卓に着くことを楽しい、嬉しいことだと感じるようになれば、食べることにも興味がわき、いろいろなものを食べるようになります。
また、同じハンバーグでも工夫次第でさまざまな食材を食べさせてあげることができます。

 

乳幼児期の成長は、親御さんや保護者の方の努力によるところが大きくなります。
食の細い子供を持った方は、できるだけ子供が食べやすい、好んで食べるメニューを工夫したり、食事の回数を増やして、こまめに栄養をとるようにしたりして、栄養管理に努めてください。